第2話 投球動作と球速の関係 

  • 中谷翼
    2026年07月31日 12:23 visibility80

みなさん、こんにちは!

野球専門のストレングストレーナーの中谷です。

 

今回は「投球動作と球速の関係」に関連する論文を読んだので、その内容を発信したいと思います。

 

まず結論から、

「球速は腕を速く振るのではなく、下半身からボールを離す指先まで、全身の運動連鎖とタイミングが重要である」

このように今回読んだ論文には書かれていました。

 

・投球動作における運動連鎖とは

下半身→骨盤→胸郭/体幹→肩→肘→手/ボール

以上の流れが、投球動作の主な流れです。

 

まずは、この流れがしっかりと出来ているかを確認することが大切です。

 

次にさらに投球動作を細かく見ていきましょう。

 

この論文では、球速と関連する主な動作について結論づけています。

①骨盤と胸郭の分離が大きい(セパレーション)

②体幹パワーが高く、最大体幹回旋のタイミングが適切

③非投球側の肩(右投手であれば左肩)の余分な動きが少ない

④投球腕と反対側への体幹側屈が大きい

⑤リリースに向けた前方への体幹傾斜が大きい

⑥リリース時の踏み出し脚の膝屈曲が小さい

 

以上の項目が主に球速に関連しています。

 

つまり、骨盤と胸郭の回旋差、体幹のパワーと回転タイミング、体幹の傾き、非投球側の肩の位置、踏み出し脚が球速に関係しています。

 

これらを参考に指導現場でのフォームチェックやトレーニングプログラムを考えてみてください!

 

 

出典

Kew ME, et al. Kinematic Parameters Predictive of Pitch Velocity in Youth to Professional Baseball Pitchers: A

Qualitative Systematic Review. Orthop J Sports Med. 2023;11(11):23259671231196539. doi:10.1177/23259671231196539

本文:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10687953/

 

 

 

 

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