加重ボールを用いた投球トレーニングの効果やリスクについて

  • 中谷翼
    2026年10月28日 15:09 visibility14

皆さん、こんにちは!

 

野球専門トレーナーの中谷です。

 

今回は、近年アマチュアでも流行っている加重ボールを用いた投球トレーニングの効果とリスクについて解説していきます。

 

加重ボールとは

有名なものでいけば「プライオボール」などが有名です。

 

今回の研究では、その効果について本当なのかを非常に精度の高い研究方法で行われました。

 

結論、

投球速度の向上

肩関節外旋可動域の向上

が確認されました。

 

やはり、加重ボールを球速アップ目的で使用するのはいいのかもしれません。

 

しかし!

今回の研究で加重ボールを用いてトレーニングをした選手の中で4名が肘の怪我をしました。

この研究では38名が参加しており、ランダムで実験群と比較群に分かれているので、何名中とは分かりませんが、少なくとも怪我をするリスクがあると考えられます。

ちなみに比較群では、怪我をした選手はいませんでした。

 

この結果を受けて、

加重ボールを用いた投球トレーニングは行っては行けない

ではなく、どのように活用していくかを考えることが重要です。

 

私が考えるに、

加重ボールを使った投球数をある程度決め、練習を行うこと。

肩肘の張りや疲労感があるときはやめておくこと。

体が成熟していない育成年代が使用するときは、より慎重に判断すること。

 

これらの対策が大事であると考えます。

 

現時点でどれくらい行うと怪我のリスクが高まるかはわかっていないので、具体的な数値をお伝えすることはできませんが、怪我をしないように選手を管理することはできると思います。

 

選手とのコミニュケーションの中で、強度・回数を決めていけばいいと思います。

 

ぜひ参考までに。

 

参考文献

Effect of a 6-Week Weighted Baseball Throwing Program on Pitch Velocity, Pitching Arm Biomechanics, Passive Range of Motion, and Injury Rates

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