俺から見たバレンシア対バルセロナ

リーガ・エスパニョーラ第38節、バレンシア対バルセロナです。

 

バルサは完全にターンオーバー。GKはシュチェスニー、CBはアラウホとジェラール・マルティン、右SBにエリック・ガルシア、左SBにバルデ。中盤はガビとマルク・ベルナルをダブルボランチで据えてトップ下にダニ・オルモ。右WGにフェラン・トーレス、左WGにラッシュフォード、CFはレバンドフスキが入ります。

 

前半

バレンシアは4-4-2の守備ブロックをミドルサードに作り、カウンター狙い。バルサはゆったりとした試合の入りになります。

 

5分、右サイドのウグリニッチが右ハーフスペースのハビ・ゲラに戻し、ハビ・ゲラは縦にスルーパス。中央から流れたディエゴ・ロペスが受けて角度のないところからシュートも枠の上。

 

バルサがボールを保持する時間が長くなりますが、攻め手が見つからない感じです。ほぼ互角の立ち上がりになります。

 

10分、バレンシアの速攻。左サイドに展開したボールをヘスス・バスケスが受けてGKとDFの間にクロス。ニアでディエゴ・ロペスが触り、ファーに抜けたボールをバルデがクリアしようとしますが中にボールが戻ります。ウーゴ・ドゥーロがシュートを試みますが空振り、シュートブロックに入っていたジェラール・マルティンがかき出します。右サイドにこぼれたボールにリオハが走り込みシュートもガビがスライディングブロック。中央にこぼれたボールをヌニュスがシュートも枠の上。

 

17分、左からヘスス・バスケスがドリブルで中に切れ込み、左に開いたディエゴ・ロペスにパス。ディエゴ・ロペスは中央へクロス。ウーゴ・ドゥーロがフリーでヘッドも枠の上。

 

18分、左サイドからラッシュフォードがストレートのクロス。ファーサイドでフェラン・トーレスの裏に走りこんだエリック・ガルシアが胸トラップからシュートもペペルがブロック。

 

20分、バルサがバレンシアのペナルティエリアの外でのボールの奪い合いを制し、左ハーフスペースでボールを受けたバルデが中央のダニ・オルモとワン・ツーで抜け出しシュート。ゴール左に外します。

 

25分、エリック・ガルシアが右サイドから前にフィード。中央からフェラン・トーレスが走り込みダイレクトループシュート。飛距離が足らず、ディミトリエフスキがキャッチ。

 

27分、バレンシアのカウンター。ディエゴ・ロペスがハーフウェーライン付近からドリブルで持ち上がり、3対2の局面を作り、右ハーフスペースのハビ・ゲラにパス。ハビ・ゲラはダイレクトでディエゴ・ロペスにパス。ディエゴ・ロペスはペナルティエリアの中に入り込みダイレクトシュートを放ちますがアラウホがブロック。

 

直後のコーナーキック。バルサにクリアされますが中央にこぼれたボールをウグリニッチが地を這うダイレクトミドルシュート。シュチェスニーがキャッチ。

 

ジェラール・マルティンがリオハの上げた足にぶつかり流血。5分程度止血に時間がかかり、その間バルサは10人で臨みます。

 

37分、ペナルティエリアの角右ハーフスペースでボールを受けたハビ・ゲラがカットイン。ハビ・ゲラはマルク・ベルナル、ダニ・オルモ、再びカバーに入ったマルク・ベルナルを立て続けにかわして中央にパス。ディエゴ・ロペスが受けてハビ・ゲラにスルーパス。アラウホがカバーに入り何とかクリア。

 

44分、バルサの左コーナーキック。ラッシュフォードがニアへ鋭いボールを入れ、走りこんだレバンドフスキがヘッドで合わせますが左ポストに嫌われます。

 

前半はスコアが動かず、0-0で折り返します。

 

後半

前半同様ほぼ互角の展開。

 

60分、左サイドをラッシュフォードがドリブルで持ち上がりペナルティエリアの脇まで来て、左ハーフスペースのガビに戻します。ガビはもたつきながらもクロス。レバンドフスキがヘッドで合わせようとしますが、ペペルが競り合ってブロック。レバンドフスキはすぐさま左ハーフスペースへポジションを取り直します。右ハーフスペースに上がったボールをフェラン・トーレスがダイレクトボレー。枠の左に向かったボールにレバンドフスキが左足で合わせて押し込みます。

 

バルサがレバンドフスキのゴールで先制します。

 

62分、バレンシアは右からクロスを入れて2列目から走りこんだヌニュスがダイレクトシュートも枠の上。シュートブロックに入ったシャビ・エスパルトとヌニュスが交錯し、バレンシアの選手は抗議しますが、VAR確認も入ったうえでノーファールとなります。

 

シャビ・エスパルトはシュートコースにブロックに行っていたので、走りこんだヌニュスがシュートを打った勢いでぶつかった形なので、妥当な判定だと思います。

 

65分、シャビ・エスパルトがクリステンセンに横パスを出しますがずれてしまい、ボールが中央に流れます。クリステンセンは慌てて追いかけますが、ハビ・ゲラがカットして切り返しでクリステンセンをかわして左足シュート。ゴール左に決めます。

 

バルサの連携ミスを突き、バレンシアが同点に追いつきます。

 

70分、ラマザニが中盤左サイドをドリブルで持ち上がり、左サイドを駆け上がるヘスス・バスケスにスルーパス。ヘスス・バスケスはサイドをえぐってマイナスクロス。ニアに走りこんだハビ・ゲラがシュートもジェラール・マルティンがブロック。右ハーフスペースにこぼれたボールをリオハが拾ってカットインからニアへシュート。ゴール右に決めます。

 

バレンシアが2-1と逆転します。

 

75分、クリステンセンの横パスミスをヘスス・バスケスがカットしそのままペナルティエリアに向かってドリブル。マルク・ベルナルがスライディングでカットしに行き、ヘスス・バスケスを倒します。主審は笛を吹き、バレンシアがP.K.獲得。しかし、VARの確認があり、左45度からのフリーキックに変更。ラマザニが直接狙いますが枠の右に外します。

 

84分、バルサの右コーナーキック。ニアで抜けたボールが中央にいたハビ・ゲラに当たり、ボールはファーサイドへ。クリステンセンが押し込みますが、ディミトリエフスキがゴールライン上でセーブしキャッチ。

 

94分、バレンシアを押し込み、バルデが左からクロス。©ファーサイドでクリステンセンがヘッドもディミトリエフスキが上にはじき出すファインセーブ。

 

96分、バレンシアは左サイドコーナーフラッグ付近で時間稼ぎをすると見せてリオハがドリブルで仕掛け、サイドをえぐってクロス。ファーに抜けたボールをカンセロがクリアしようとしますが中に蹴りこみます。カサドが慌てて前に出しますがこぼれ球をギド・ロドリゲスが拾って地を這う強烈なミドルシュート。

 

3-1として試合終了。バレンシアが逆転勝利を収めました。

 

気になったプレーヤー

バレンシア

#8ハビ・ゲラ

ストライドの大きなドリブル、ゴール前の飛び込みといい形でチャンスに絡む。まだ、23歳と若く、これからステップアップもありそう。

 

#16ディエゴ・ロペス

バルサのカンテラ出身だった気がする選手。バレンシアの攻撃を活性化させる。

 

#21ヘスス・バスケス

効果的な攻撃参加でチャンスを演出。

 

バルセロナ

#9レバンドフスキ

バルサでの最終試合。得点はこれぞストライカーという嗅覚を発揮。まだ引退はしないようなので、新しいチームでの活躍を期待しています。4年間、ありがとうございました。

 

#15クリステンセン

久しぶりの試合でコンディションは上がっていない、周囲との連携は悪いと散々な結果になってしまった。

 

#4アラウホ

久しぶりの先発出場も守備面は可もなく、不可もなく。攻撃では効果的な縦パスを入れられないのでパスを停滞させることになる。

 

#3バルデ

攻撃参加するも効果的な動きはなし。

 

#6ガビ

低調なチームにおいて孤軍奮闘。中盤だけでなく最終ラインもカバー。

 

#42シャビ・エスパルト

今シーズン4試合目の出場の19歳。パスミスで失点に絡んだがドライブはできるし、ボール技術も高い。トップチームになじんでいけば攻撃的なSBとして戦力になりそう。

 

総括

バレンシア

試合内容はほぼ互角だと思うが、カウンターを仕掛けると決定機は作れなくともしっかりシュートで終われるところが良かった。昔からバレンシアが良いサッカーをするときは守備がしっかりしていてカウンターが決まるイメージ。そのイメージを体現する試合になった。若手にいい選手がいるので来シーズンは期待できそうだが、ピーター・リムオーナーとサポーターの関係が悪いので、フロントの動き方でどうなるかが変わってきそうです。

 

バルセロナ

消化試合の様相。ガビとレバンドフスキ以外は低調なパフォーマンスに終わる。来シーズンに向けて、アラウホとクリステンセンに代わるCBの獲得か、カンテラからの抜擢が必要。また、レバンドフスキの後釜も確保する必要がある。この試合では中盤やWGも物足りなさはあるが、ヤマルやペドリ、フェルミン・ロペスがいれば、タイプの違うアタッカーがそろうので問題はなさそう。ワールドカップもあるが、来シーズンに向けて、しっかり準備をしたい。

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