俺から見たバルセロナ対ベティス

リーガ・エスパニョーラ第37節、バルセロナ対ベティスです。

 

先日、バルサでのキャリアを今シーズン限りとしたレバンドフスキは先発出場です。

 

前半

3分、マルク・ベルナルが中央から右サイドへ鋭いパス。ラフィーニャが受けてカットイン。ジュニオール・フィルポをかわして強烈なミドルシュート。バジェスが正面でセーブ。

 

6分、フェルミン・ロペスが左サイドから強引なドリブル。ベジェリンとアントニーの間を割って入り、ミドルシュート。バジェスが正面でキャッチ。

 

バルサがハイプレスとポゼッションで押し込む展開。ベティスはボールを奪ってもなかなか前に運べません。

 

15分、右サイドからクンデのクロス。中央でナタンが跳ね返し、ボールはペナルティエリア内右ハーフスペースへ、マルク・ベルナルが反応しますがジュニオール・フィリポが中にクリア。ペナルティエリア内左ハーフスペースでボールをカットしたフェルミン・ロペスがベジェリンをキックフェイントで縦にかわして左足シュートも枠の左。

 

17分、ハーフウェーライン手前右サイドでボールを受けたラフィーニャは寄せてきたジュニオール・フィリポを股抜きで耐えにボールを持ち出します。フォローに入ったクンデが受け取り、アンダーラップしたラフィーニャへパス。ラフィーニャは寄せてきたバレンティン・ゴメスを縦に抜き去り、飛び出したバジェスと1対1になりシュート。バジェスがファインセーブ。

 

23分、ハーフウェーラインから右サイドを飛び出したアントニーがペナルティエリアに進入し中央に走りこんだデオッサにパス。デオッサはクンデに倒されますが左ハーフスペースにこぼれたボールをアブデが拾って縦に持ち出しシュート。右サイドネットに決めますが、アントニーがオフサイドでノーゴールとなります。

 

27分、ペナルティエリアの外右45度くらいからラフィーニャの助走の短いフリーキック。バジェスがニアに動き出し、ラフィーニャはファーサイドへシュート。ラフィーニャがバジェスとの心理戦に勝利しゴール。

 

バルサが先制します。

 

44分、バルサの速攻。中盤からペドリが右のラフィーニャへフィード。ラフィーニャはカットインから中央のレバンドフスキにパス。レバンドフスキはダイレクトでラフィーニャにリターンパス。ラフィーニャは左ハーフスペースのフェルミン・ロペスにパス。フェルミン・ロペスはシュートもバジェスがファインセーブ。

 

前半はバルサが1-0として折り返します。

 

後半

バルサはフェルミン・ロペスに代えてバルデを投入。ベティスはロ・セルソとフィダルゴに代えてイスコとバカンブを投入します。

 

開始直後からベティスが前からプレスをかけ始めて攻勢に出ます。しかし、長くは続きません。

 

49分、マルク・ベルナルが高い位置でプレスをかけてボールカットして右のラフィーニャへ展開。ラフィーニャはゴールに向かってドリブルを仕掛けて中央のカンセロにパス。カンセロは狙いすましてゴール右へミドルシュートもボール2つぐらい枠の右に外れます。

 

56分、ペナルティエリアの外右ハーフスペースからガビが縦にスルーパス。中央から流れてきたラフィーニャが右足でダイレクトシュート。意表はつきましたが枠の右に外れます。

 

同じく56分、イスコが右サイドへフィード。ベジェリンが走り込み飛び出してきたジョアン・ガルシアに対してシュート。ボールはジョアン・ガルシアに当たり、股を抜けてゴール方向へ。カバーに入ったバルデが余裕をもってクリア。

 

61分、ラフィーニャがペナルティエリアの外中央でベジェリンの横パスをカットし、バレンティン・ゴメスと1対1になります。ラフィーニャはゴール左へシュートを匂わせてバレンティン・ゴメスをずらしてスクリーンに使い、ゴール左へ技ありシュート。

 

バルサが2-0とリードを広げます。

 

65分、右サイドを突破したベジェリンがマイナスクロス。2列目から走りこんだイスコがシュートを試みますが振った足がガビに当たって転倒。主審は笛を吹き、ベジェリンのオフサイドとガビのファールを確認。VAR、オン・フィールド・レビューを経てベティスがP.K.を獲得。イスコがジョアン・ガルシアの逆を突きゴール右へ流し込みます。

 

ベティスが1点を返します。

 

72分、右45度からアントニーがファーへミドルシュート。わずかに枠の左に外れます。

 

73分、右サイドでアラウホがアントニーがキープするボールをつつき、ペドリがこぼれ球を回収して左ハーフスペースのカンセロにパス。カンセロは中央にドリブルで持ち上がり、右に持ち出してナタンをスクリーンにして、狙いすましたコントロールシュート。バジェスは1歩も動けず、ゴール右に決まります。

 

バルサが再びリードを2点に広げます。

 

82分、ベティスを押し込み、ペドリが中央でボールを受けてドリブル。左に流れながら中央のレバンドフスキにパス。レバンドフスキは左にトラップしてシュートも枠の左上に外します。

 

このプレーの直後にレバンドフスキはカサドと交代。スタンディングオベーションの中、レバンドフスキはピッチから退きます。

 

3-1でバルサが勝利しました。

 

気になったプレーヤー

バルセロナ

#9レバンドフスキ

この試合ではシュートチャンスに恵まれずシュート1本だったが、チームは勝利し有終の美を飾れたと思う。4シーズン在籍したが、ワールドクラスのストライカーであることを証明し続けた。

 

#11ラフィーニャ

コンディションが戻ってきて2ゴール。ラフィーニャはサイドで固定するより中央付近でやらせたほうが活きる。

 

#16フェルミン・ロペス

ラフィーニャ同様、左WGを起点としつつも中央にも入ってきて攻撃を活性化。

 

#2カンセロ

左サイドの幅を取りつつ、中央にも入ってくる。後半2回のミドルシュートで1点。1回目のズレを2回目で修正してゴールを奪う技術は流石。

 

#22マルク・ベルナル&#8ペドリ&#6ガビ

ポジションを流動的に変えながら中央を支配。ペドリは違うが今シーズン終盤はカンテラ出身者で中盤を固めて上手くいくようになってきた。デ・ヨングも絡めて来シーズンはもっと良くなりそう。

 

ベティス

#22イスコ

後半から出場してベティスはアタッキングサードへ進入できるようになった。ただ、単純なスピードの衰えは見られるので、この試合のように流れを変える切り札としての起用がベストだと思う。

 

#2ベジェリン

後半、イスコのフィードに合わせてオーバーラップで右サイドを何度も駆け上がる。

 

総括

バルセロナ

レバンドフスキがカンプ・ノウでのラストマッチ。ベティスが中央をしっかり固めていたのでレバンドフスキにボールが供給されることは少なかったが、いつも以上にハイプレスの時間を増やしてしっかりと勝ちきった。今シーズンはハイプレスの強度を意図的に落として微調整していいバランスが取れたと思う。チームは成熟してきたので、来シーズンに向けてもいい準備ができていると思う。レバンドフスキの退団でCF不足になるが、上手く人材を見つけてほしい。

 

ベティス

前節、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場を決めた中でのバルサ戦。モチベーションがあまり高くなかった感じで入ってしまい前半は劣勢。後半イスコとバカンブの投入でが流れを少し変えることができたが、収穫は少ない試合になってしまった。

 

おまけ

来シーズンに向けてバルサのCF補強

様々なうわさが出ているが、レバンドフスキと似たストライカータイプのFWを獲得してほしい。一時期フリアン・アルバレスの名前が上がっていたが、フリアン・アルバレスは組み立てにも参加できるFWで、ゴール前でCBと駆け引きをするタイプではない。そうなるとCBのピン止めはできないし、下がってきたところでCBが押し上げてきて逆に押し込まれてしまう。移籍金を考えても獲得はなさそうだが、フリアン・アルバレスと同タイプのFWは獲得しても機能不全になる可能性が高い。

 

※フリアン・アルバレスの能力はとても高くワールドクラスのストライカーだと思っています。ただ、バルサの戦術には合わないという意味です。

 

モナコにレンタル中のアンス・ファティもいますが、フェラン・トーレスとタイプが被る、フリック監督の信頼は得られていないので難しい。

 

バルサばかり観ているので、ストライカータイプのFWはハーランドくらいしか思いつきませんが、バルサの戦術にあったFWを獲得ないし、カンテラから見つけてきてほしいと思います。

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