俺から見たバルセロナ対セビージャ

リーガ・エスパニョーラ第28節、バルセロナ対セビージャです。

 

バルサはニューカッスル戦を見据えてターンオーバー。CBにクバルシとジェラール・マルティン、右SBに先日トップチームデビューしたエスパルト、左SBにカンセロ、ボランチはペドリとマルク・ベルナル、トップ下にダニ・オルモ、右WGにルーニー・バルドグジ、左WGにラフィーニャ、CFはレバンドフスキが入りました。

 

前半

セビージャは5-4-1の守備ブロックを作り、バルサの縦パスに寄せていく形をとります。

 

一方、バルサはハイプレスをかけ、ロングボールを回収。前線のフリーランニングが多い印象で、いい試合の入り方です。

 

7分、左サイドでカンセロがボールを受けてドリブルで持ち上がりポケットにスルーパスを出してリターンをもらいに左ハーフスペースへ走り出します。中央から流れてきたラフィーニャがダイレクトでカンセロに落とします。カンセロがペナルティエリアに進入するのに対して、ソウが遅れて寄せてカンセロに足をかけてしまいます。バルサがP.K.獲得。ラフィーニャが細かい助走からパネンカを決めます。

 

バルサが先制。

 

16分、セビージャ陣内左ハーフスペースに入ったところでマルク・ベルナルがジェラール・マルティンとワン・ツーで前進し、セビージャの中盤のマークがずれます。マルク・ベルナルは中央のレバンドフスキに楔を入れて、レバンドフスキは左ハーフスペースのラフィーニャに落とします。ラフィーニャは中央のペドリにパスも少しずれて、ペドリがスライディングで右ハーフスペースへパス。ダニ・オルモが受けてミドルシュートもブラホディモスが正面でセーブ。

 

18分、ペナルティエリア内左ハーフスペースでカンセロがドリブルから切り返し。対応に当たったカルモナがスライディングした際に頭側に伸ばした手に当たります。しばらくして主審が試合を止めてオン・フィールド・レビューが行われて、バルサがP.K.獲得。再びキッカーになったラフィーニャは細かい助走からゴール左へシュート。ブラホディモスが触りますがゴール。

 

バルサが2点目を奪います。

 

試合展開は変わりませんが、2点をリードしたバルサが余裕をもって試合をコントロールします。

 

37分、ハーフウェーライン付近左ハーフスペースでジェラール・マルティンがボールを受けます。少し前方でマルク・ベルナルが中央のレバンドフスキに左ハーフスペースへ楔を受けるように指示し、自身はレバンドフスキが明けた前方のスペースに走り出します。ジェラール・マルティンはレバンドフスキに楔を入れてリターンをもらい、マルク・ベルナルはタイミングが合わずに残念そうなジェスチャーを見せます。しかし、ジェラール・マルティンはマルク・ベルナルに鋭い楔を打ち込みます。マルク・ベルナルはボールをしっかりと収めて縦にドリブルからカバーに入ったクアシの股を抜く横パス。少しクアシの足に当たって勢いはなくなりましたが右ハーフスペースに走りこんだダニ・オルモがダイレクトシュート。ゴール右に決めます。

 

バルサが3点目を奪います。

 

44分、バルサの速攻。自陣左から右へフィード。一度は奪われますがすぐに奪い返してルーニー・バルドグジが右サイドへフィード。ダニ・オルモが抜け出してドリブルで持ち上がりファーサイドへクロス。レバンドフスキが走り込みヘディングシュートも枠の左に外します。

 

47分、セビージャはパスを回して右サイドのファンルに展開。ファンルはアグメとワン・ツーでペナルティエリアの横まで抜け出しクロス。ファーサイドに走りこんだオソがインサイドボレーでゴール右に決めます。

 

セビージャが1点を返します。

 

バルサが3-1とリードして折り返します。

 

後半

バルサはペドリに代えてフェルミン・ロペスを投入します。セビージャも一気に3人を投入します。

 

セビージャの交代策もあまり効果はなく、試合の流れは依然としてバルサペースです。

 

50分、フェルミン・ロペスが左ハーフスペースでボールを受けて層を抜き去りバイタルエリアに進入し中央右のラフィーニャの足元に鋭いパス。ラフィーニャはDFに寄せられないように後方左足の前にトラップし、シュート。グデリの足に当たり、股下を抜けたボールはゴール右に吸い込まれます。

 

ラフィーニャがハットトリック。バルサが4-1と再びリードを3点とします。

 

59分、ジェラール・マルティンが左に開いたラフィーニャへパス。ボールが動いている間にカンセロがアンダーラップ。ラフィーニャは左ハーフスペースに下りてきたレバンドフスキにダイレクトパス。レバンドフスキはつぶされますがこぼれたボールをカンセロが拾って左ハーフスペースを抜け出します。カンセロはゴールに向かってドリブルし、カバーに入ったグデリを切り返しでかわしてシュート。ブラホディモスの股下を抜きゴール。

 

バルサが5-1とします。

 

67分、右サイドでボールを受けたエジュケがドリブルでペナルティエリアの中に入り縦突破し、角度のないところからシュート。ジョアン・ガルシアがしっかりとシュートコースを塞いでセーブ。

 

68分、バルサの右コーナーキック。ラフィーニャが入れたボールにアラウホがヘッドで合わせますが枠の上。ラフィーニャが頭を抱えます。

 

72分、ゴールキックのこぼれ球を右ハーフスペースでモペーが拾い、セビージャのショートカウンター。モペーは左にいたアレクシス・サンチェスにパス。アレクシス・サンチェスは中央にスルーパス。走りこんだバルガスがエスパルトに体を寄せられながらもシュート。ジョアン・ガルシアがファインセーブ。

 

77分、ハーフウェーライン付近左ハーフスペースからラフィーニャが前線にフィード。ダニ・オルモが中央を抜け出しますが戻ってきたカストリンとグデリに前方を阻まれ、後方に走りこんだレバンドフスキにパス。レバンドフスキはダイレクトシュートを放ちますがブラホディモスがファインセーブ。

 

83分、セビージャ陣内左ハーフスペースで横パスをカットしたフェルミン・ロペスが中央にダイレクトスルーパス。走りこんだレバンドフスキが左に持ち出し右足シュートも枠の右に外します。

 

91分、バルサの緩いディフェンスに対して後方からパスを回して左サイドを前進。オソがペナルティエリアの左からフリーでクロスを入れてファーサイドに走りこんだソウがヘッドで押し込みます。

 

セビージャが1点を返して試合終了。5-2でバルサが勝利しました。

 

気になったプレーヤー

バルセロナ

#2カンセロ

攻撃面で違いを見せた。

 

#11ラフィーニャ

P.K.が2つとはいえハットトリックはお見事。気持ちよくニューカッスル戦を迎えられそう。

 

#9レバンドフスキ

シュートチャンスはあったが得点は奪えず。1点は奪いたかった。

 

#22マルク・ベルナル

ゲームコントロールだけでなく、フリーランニングでもチャンスを作る。ペドリとのコンビネーションも良く、完全に主力です。どこまで成長するのかわからないほどものすごいスピードで成長もしています。

 

#20ダニ・オルモ

トップ下で躍動。得点シーンも落ち着いていて素晴らしかった。

 

#42エスパルト

初スタメンでフル出場。もの応じせずドライブしたり、アンダーラップしたりと好印象。オソに得点を奪われたシーンではクロスの対応に課題を見せたが、及第点の出来だと思う。これから経験を積んでレベルアップしてほしい。

 

#10ヤマル

後半途中出場もノーインパクト。得点差もあったし出場しなくても良かった。

 

#19ルーニー・バルドグジ

攻撃が左サイド寄りだったので今日はあまり見せ場がなかった。そういう日もあります。

 

#18ジェラール・マルティン

試合終盤に走り方がぎこちないように感じた。足を攣ったのかもしれないが、無理せずにコンディションを整えてほしい。

 

#17カサド

途中出場で味方への鼓舞が印象的。Bチームではキャプテンを務めていたし、そういう姿勢はとてもいい。

 

#6ガビ

怪我から復帰。まずはコンディションを上げていきたい。そして怪我しないようにしたい。

 

セビージャ

#36オソ

1ゴール1アシスト。最近出場機会を増やしてきた選手のようです。

 

総括

バルセロナ

ミドルサードに守備ブロックを作り、あまりカウンターが得意でないチームとの対戦は得意。序盤に先制し、試合の流れをコントロールして試合を進めることができた。唯一の課題はアディッショナルタイムに失点をしたこと。しっかりと最後を0点で抑えていきたい。またペドリやヤマルのプレー時間をコントロールできたのはとても良かった。コンディションを整えてニューカッスル戦に臨みたい。

 

セビージャ

残留争いに巻き込まれることもありそうな14位。ボールの奪い方、攻撃の仕方を整理したい。今はボールを奪う位置は低く、カウンターに行くには推進力に乏しい。かといってポゼッション能力が高いチームにも見えない。チームとしてどのように戦うのかを明確にする必要がある。

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