俺から見たバルセロナ対レバンテ

リーガ・エスパニョーラ第25節、バルセロナ対レバンテです。

 

バルサはCBにエリック・ガルシアとジェラール・マルティン、左SBにカンセロ、マルク・ベルナルとデ・ヨングがダブルボランチを組み、トップ下にダニ・オルモを起用しました。

 

前半

0分、レバンテが前線に放り込んだボールで混戦ができ、オラサガスティガがボールをキープして左ハーフスペースへスルーパス。カルロス・アルバレスが抜け出しますが、エリック・ガルシアが追走。しかし、エリック・ガルシアはバランスを崩して転倒。カルロス・アルバレスはシュートを放ちますが慌ててしまいミートしきれず、ジョアン・ガルシアが難なくキャッチ。

 

レバンテは5-4-1の守備ブロックを敷きますが、ボールへの寄せは遅く、奪いに行くというよりは抜かれないことを優先しています。バルサは後方からビルドアップしていきます。

 

2分、左サイドでカンセロがドリブルで仕掛けてトルヤンを振り回し、ゴールライン際からクロス。ファーに走りこんだクンデがジャンピングボレーも枠の上。

 

3分、バルサの右コーナーキック。ショートで中央のカンセロに繋ぎ、カンセロは首都フェイントの切り返しで左に持ち出して左ハーフスペースに開いたエリック・ガルシアにパス。エリック・ガルシアはダイレクトでクロス。ニアに入り込んだマルク・ベルナルがスライディングシュート。ライアンの左を抜けてゴール。

 

バルサが先制します。バルサは楔を入れるときにテンポを早めるので、停滞感がなく、上手く楔が入る印象です。バルサが試合の主貢献を握ります。

 

7分、レバンテは右からのヤマルのクロスをカットし、マトゥロがヘッドでバックパス。短くなったところをラフィーニャが抜け目なく詰めるもライアンがブロック。こぼれ球をレバンドフスキがボレーシュート。叩きつけたボールは大きくバウンドして枠の上。

 

10分、右サイドをクンデがヤマルとワン・ツーで抜け出し中を確認してクロス。レバンドフスキがフリーで待ち構えていましたが、目の前にいたラフィーニャがヘッド。当てるだけになってしまいファーサイドに流れてしまいます。

 

レバンドフスキが合わせていれば得点というシーンでした。ラフィーニャのジャンプ力もすごかった。

 

12分、左サイドを抜け出したカンセロがゴールライン際からDFとGKのわずかな隙間へ鋭いクロス。中央のレバンドフスキはDFにブロックされて触れず、ボールはファーサイドに抜けました。

 

14分、左サイドに飛び出したイバン・ロメロがボールキープしてカットインからニアへスルーパス。走りこんだトルヤンがシュートもジョアン・ガルシアが距離をしっかりつめてファインセーブ。

 

26分、レバンテを押し込み、左からカンセロがアーリークロス。中央にレバンドフスキが飛び込みますが触れず、抜けたボールは右ポストに直撃しはじかれます。

 

31分、バルサは右から、中央、左へと展開。カンセロが受けてDFとGKの間にアーリークロス。知2列目から飛び込んだデ・ヨングが右足インサイドで合わせてゴールに流し込みます。

 

バルサが2点目を奪います。

 

35分、右サイドの高い位置でこぼれてきたボールをレイが拾って中央のトゥンデにパス。トゥンデは左に持ち出し強烈なミドルシュート。枠の右へ外れます。

 

38分、右サイドでボールを受けたヤマルがシザースを入れながらペナルティエリアに進入し、意表を突くチップキック気味のループシュート。ゴール左へ外れます。

 

前半はバルサが一方的に試合を支配し、2-0で折り返します。

 

後半

前半同様バルサペース。

 

49分、バルサの右コーナーキック。ショートで始めて中央のカンセロに繋ぎ、カンセロがミドルシュート。枠の左に外れます。

 

50分、レバンテを押し込み、クンデが右からアーリークロス。ファーサイドでエリック・ガルシアがヘッドもトルヤンに当たり枠の左。

 

55分、バルサはショートコーナーからカンセロがライアンの前へ右アウトサイドクロス。ファーサイドからジェラール・マルティンが飛び込みますが触れず、ライアンがキャッチ。

 

57分、バルサのカウンター。ハーフウェーライン付近右サイドからヤマルがドリブルで1人かわして持ち上がり、中央、左とパスをつなぎ、左からラフィーニャが中央に折り返します。中央右2列目に走りこんだダニ・オルモが受けて右に持ち出しシュートもライアンが正面でキャッチ。

 

63分、バルサの速攻。中盤でデ・ヨングがダイレクトで楔を入れます。ダニ・オルモがバイタルエリアで受けてスルーパス。デラフエンテがカットしますがレバンドフスキがボールを拾って前方のラフィーニャにパス。ラフィーニャは左に流れたレバンドフスキにリターンパス。レバンドフスキは再びラフィーニャにリターンパス。ラフィーニャはシュートを試みますがDFがブロック。

 

75分、コーナーキックのこぼれ球をフェルミン・ロペスがダイレクトボレー。DFが触って枠の左。

 

80分、バルサの右コーナーキック。ヤマルがクイックで始めて右ハーフスペースのフェルミン・ロペスにパス。フェルミン・ロペスは中に持ち出し強烈な左足シュート。右ポストに当たり、左サイドネットに突き刺さります。

 

フェルミン・ロペスのゴラッソでバルサが3点目を奪います。

 

85分、ペドリがバルサDFラインの前でボールを受けます。フェラン・トーレスが中央から右ハーフスペースへ流れます。DFが付いていき、中央にスペースが生まれます。そのすきを逃さず左ハーフスペースにいたラフィーニャが中央に走り出します。その動きに合わせてペドリはスルーパス。しかし、ライアンが絶妙の飛び出しを見せてクリアします。

 

88分、左ハーフスペースのペドリが右へ糸を引くようなフィード。ルーニー・バルドグジが受けてマヌ・サンチェスを縦に抜き去りクロス。ファーサイドのラフィーニャがヘッドで合わせますが、ライアンが横っ飛びでセーブ。上がったボールにフェルミン・ロペスが飛び込み落ち際をボレーシュート。決まったかと思いましたがライアンはあきらめずに左手を出し、スーパーセーブ。そのままライアンが浮いたボールをキャッチします。

 

3-0でバルサが完勝しました。

 

気になったプレーヤー

バルセロナ

#22マルク・ベルナル

いよいよ本領発揮。先制点は上手くいった感じだが、それ以上にほかのプレーが良かった。ボールの動くテンポを調整しながら味方にボールを供給。楔を入れるときは素早く入れて攻撃のテンポを上げる。時には1列上がってバイタルエリアでボールを受ける。ネガティブトランジッションも早く、カウンターの芽を摘みました。後半20分でペドリと交代しましたが、この試合に限って言えば、怪我明けのペドリと遜色ないレベルのプレーを魅せたと思います。このままコンディションを維持し、成長し続けてほしい。この試合のMOMです。

 

#2カンセロ

攻撃ではとても目立っていたが、相手のサイドの守備が弱かったから目立っただけにも思える。連携で崩すというよりは個人技でサイドを突破した。格下相手に一方的に攻め込めるときに起用すると存在感を発揮しそうだが、守備は軽いので競った試合でのSB起用は難しいように思える。

 

#20ダニ・オルモ

トップ下だと本領発揮できるが、まだコンディションが悪い。良いときはライン間で受けて決定的な仕事ができるがこの試合はライン間で受けても決定機を作り出すことはできなかった。コンディションを上げていってほしい。

 

#10ヤマル

ラマダンの期間に入り、コンディション調整が難しいとの報道があったので、それと関係するかどうかはわからないが、パフォーマンスは良くはない。状況判断がいつもより遅く、判断ミスがパスミスやドリブルミスにつながっているように見えた。

 

#21デ・ヨング

マルク・ベルナルとのコンビネーションも良く、快適にプレーできたのではないかと思う。

 

#11ラフィーニャ

コンディションが上がってきた。まだまだ上げていけると思うので、どんどん上げていってほしい。

 

#16フェルミン・ロペス

ゴラッソを決める。フリーランニングも良く、シュートへの意識も高いところが良い。

 

レバンテ

#13ライアン

88分のスーパープレイは圧巻。一軒の価値ありです。

 

総括

バルセロナ

勝てば首位奪還の試合でしっかり結果を残す。準備期間が1週間あり、休暇を2日とり、コンディション調整も上手くいった。次のビジャレアル戦も1週間後なので、しっかり準備して臨みたい。また、その次はコパ・デル・レイのアトレティコ戦。対戦相手のアトレティコはチャンピオンズリーグのプレーオフも戦うため、週2回の試合感覚でクラブ・ブルッヘ、オビエドと対戦する。最近は大勝かふがいない試合で敗戦や引き分けが続いているので4点差を逆転する可能性もまだある。目の前の試合に集中しつつ、今後も見据えていきたい。

 

レバンテ

降格圏に沈むチーム状況を表したような試合内容になってしまった。ボールは奪えない。カウンターも仕掛けられない。一方的にバルサのやられてしまった。どのように守り、ボールを奪って攻撃するのかがはっきりしないと勝ち点を得るのは難しい。

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