東邦学園 東邦高校


1977年夏

高校3年の最後の夏の大会も終わり野球部も事実上引退の身、暇なので家でTVで高校野球三昧だった日々で有った。

その大会は兵庫県代表の東洋大姫路と愛知県代表の東邦高校が決勝戦まで勝ち上がっていた。

実力から行っても東洋大姫路の方が選手層も厚い、また今治西の三谷投手を攻略した力は本物であるという事でまぁ東洋大姫路が勝つだろうなぁ?と思って見ていた。

東邦高校は1年生エースの坂本圭一も盛り立て勝ち上がってきた。

試合は以外にも東邦が押し気味に試合を進めた。

東邦が先制するも、東洋大姫路が4回に追い付く、東洋大姫路松本、東邦坂本も譲らないジリジリした投手戦、この大会も前年度、前々年度と同じサヨナラで決着が付くのであろうか?と思っているうち、延長に入ってしまった。

そして延長10回裏、東洋大姫路の安井がライトラッキーゾーンにサヨナラ本塁打を打ち込み試合を決めた。

終わって見れば東邦高校安打10、東洋大姫路は5と丁度倍。それでも勝負には勝てないことも有る。東洋大姫路の松本が要所を抑えたとしか言いようがなかった。

東邦高校は甲子園に春夏合わせて48回出場している。

春は31回出場で58勝、26敗、引分1、(優勝5回)

夏は17回出場で19勝、17敗(優勝なし)となっている。

夏の優勝がない、これは広陵高校と同じで有る。

やはり東邦と言えば阪口慶三監督。

最近でこそ『仏の阪口』と言われていたが、若かりし頃は『鬼の阪口』で有名、兎に角『打倒 中京』に燃え滾っていた。

誰よりも速くグランドに出て、兎に角グランドの土のコンディションを土をいじって確認する。

ある本に書いていたが、阪口監督の手は石鹸で洗っても手の土が取れないそうである。要は土をいじりすぎて皮膚に土の色が染み込んでいるらしい。

東邦高校の優勝は

1934年(昭和9年)東邦商業で初出場、初優勝

1939年(昭和14年)2回目優勝

1941年(昭和16年)3回目優勝

1989年(平成元年)4回目優勝

2019年(令和元年)5回目優勝

となっているが、残念なのは未だ深紅の大旗が無いということである。

東邦高校が夏の甲子園での大旗獲得の日は来るのであろうか?

※東邦商業、東邦高校野球史

※サンデー毎日 第16回選抜大会号

※高校野球名門校シリーズ21東邦高校より写真引用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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