
☆センバツ21世紀枠への道 〜一度だけの甲子園・下館一高〜
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鶴丸 深志’
2026年09月23日 21:00 visibility123
関東地区は夏の予選の区分けが最もめまぐるしく変化した地区である。
茨城)関東大会→南関東大会→北関東大会→東関東大会→茨城大会
栃木)関東大会→北関東大会→栃木大会
群馬)関東大会→北関東大会→群馬大会
埼玉)関東大会→北関東大会→南関東大会→西関東大会→埼玉大会
千葉)関東大会→南関東大会→東関東大会→千葉大会
東京)東京大会→関東大会→京浜大会→東京大会
神奈川)関東大会→京浜大会→神静大会→甲神静大会→南関東大会→神奈川大会
山梨)甲信大会→甲信越大会→甲神静大会→山静大会→西関東大会→北関東大会→山梨大会
1957年(昭和32年)の第39回大会まで、北関東大会(茨城・栃木・群馬)、南関東大会(埼玉・千葉)、山静大会(山梨・静岡)という編成であった。(※東京と神奈川は単独枠)
1958年(昭和33年)の第40回記念大会以降から静岡の単独代表が認められたことを受けて、1959年(昭和34年)の第41回大会から北関東大会(栃木・群馬)、東関東大会(茨城・千葉)、西関東大会(埼玉・山梨)に再編された。
県予選を実施し、1959年(昭和34年)の第41回大会と1960年(昭和35年)の第42回大会は各県予選勝者による決勝方式、1961年(昭和36年)の第43回大会から各県予選上位2校ずつの4校による準決勝方式で行われた。
1973年(昭和48年)の第55回記念大会以降から茨城と千葉の単独代表が認められ、東関東大会は1972年(昭和47年)の第54回大会を最後に消滅した。
東関東大会は12回行われ、茨城県勢の優勝4回、千葉県勢の優勝8回となった。かつて、茨城・千葉の2県編成で10回行われた南関東大会では茨城県勢の優勝4回、千葉県勢の優勝6回だったため、通算すると茨城県勢の優勝8回、千葉県勢の優勝14回となる。
東関東大会に名称が変わり初めて行われた県予選で、茨城からは下館一が、千葉からは成東が勝ち上がった。
下館一は茨城予選で、日立一に 6 - 0、磯原に 8 - 7、結城一に 4 - 0、下妻一に 3 - 1、茨城に 3 - 1 で勝利しての勝ち名乗りであった。
成東は千葉予選で、佐倉一に 6 - 3、千葉三に 10 - 0、茂原農に 3 - 1、千葉経済に 7 - 3、市原一に 9 - 7 で勝利しての勝ち名乗りであった。
東関東代表を決める決勝戦では、下館一が 3 - 1 で勝利し、初の甲子園出場を決めた。
東関東大会で最初の代表になった下館一高の試合が観たくなり、第79回秋季関東地区高等学校野球茨城大会が行われるJ:COMスタジアム土浦に向け、愛車のレクサスLBX“Elegant”を走らせた。
常磐道の桜土浦インターを降りて、暫く走るとマリーナが見えて来た。そう、ここは土浦港。土浦港といっても、海ではなく、日本第二の湖として有名な霞ヶ浦にある港だ。港の中には湖や河川内に所在するものがあり、前者には青森県の子ノ口港、休屋港(十和田湖沿岸)、福島県の翁島港、湖南港(猪苗代湖沿岸)、茨城県の土浦港(霞ケ浦沿岸)、滋賀県の大津港、長浜港、彦根港、竹生島港(琵琶湖沿岸)が、後者には茨城県の潮来港、軽野港(利根川沿岸)や京都府の伏見港(宇治川沿岸)がある。
土浦港の目の前がJ:COMスタジアム土浦だ。
J:COMスタジアム土浦の3塁側スタンド最上段に登ると視界が一気に開け、視線の先には遮るもののない広大な霞ヶ浦の水面と空が広がっていた。
茨城県立下館第一高校は茨城県筑西市に所在し、1922年(大正11年)に茨城県下館商業学校として創立され、1949年(昭和24年)に現校名に改称された。開校してからこれまでに東大合格者を22名輩出している茨城県西地区有数の進学校である。文芸部は「俳句甲子園」や「短歌甲子園」に出場する実力を誇る。
野球部は1929年(昭和4年)に創部された。ユニフォームはアイボリーホワイトで、胸にはアルファベットで「DATEICHI」、左袖には「校章」と「下館一高」のマーク、右袖には「茨城」のマークが付されていた。
夏の全国大会予選には1931年(昭和6年)の第17回大会予選(南関東大会)に初参加したが、茨城工業(水戸工業)に棄権敗退した。
夏の予選初勝利は1937年(昭12年)の第23回予選(北関東大会)で、古河商業(古河一高)に 5 - 4 で勝利した。続く2回戦では、水戸商業に 8 - 18 と大敗を喫した。
夏の予選通算成績は72勝89敗、優勝1回である。
下館一の対戦相手は、学校創立が1902年(明治35年)、開校してからこれまでに東大合格者も輩出しており、野球部創部が1905年(明治38年)の伝統校で、夏の予選通算成績が286勝95敗2分、甲子園には春4回、夏10回出場し、春のセンバツ大会では準優勝1回を誇る、泣く子も黙る名門中の名門、茨城県水戸市新荘に所在する「水商」こと水戸商業だ。
序盤の投手戦から試合が動いたのは4回表で、水戸商が2点を先制した。さらに、水戸商は5回表に1点を追加し、リードを3点とする。
抑え込まれていた下館一は8回裏に1点を返し反撃を始める。
そして、土壇場の9回裏、下館一が一挙に3点を奪う猛攻を見せ、劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。
水戸商 000 210 000 = 3
下館一 000 000 013x= 4
夏に1度だけ甲子園に出場している下館一高、2度目の甲子園出場に期待したい。
以上です。
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- 事務局に通報しました。

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